何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

零細ブログと検索流入

昨夜、仕事で遅く帰ってきて、いつものようにブログの「アクセス解析」をチェックする。 私は毎日投稿しているわけではないので、記事をアップした日としていない日とではアクセス数が違ってくる。アップしていない日はだいたいいつも一桁だ。 いま画面越し…

どうでもいい、とは言えなかった

今週のお題「アイドルをつづる」 私が小学生の頃の国民的アイドルといえばピンクレディーだった。 テレビで彼女たちを見ない日はなく、学校でもいつも話題だった。しかも「ミーちゃん派」と「ケイちゃん派」というのがあって、どちらが好きかを表明しなけれ…

本とブログと男と女

忘れてしまいたい事や どうしようもない 寂しさに 包まれたときに男は 本を読むのでしょう 読んで 読んで 読まれて 読んで 読んで 読みつぶれて眠るまで 読んで やがて男は 静かに眠るのでしょう 忘れてしまいたい事や どうしようもない 悲しさに 包まれたと…

「後悔しない決断」なんかない

性格がネガティヴなせいなのか、私は「決断」の後にはたいてい後悔する。 私ももう短くはない人生を生きてきたので、いくつかの局面で大きな決断をしなければならないことがあった。 そんな時、周りの人たちは口々に「後悔しないように決めなさい」という。 …

姉と弟

私には歳の離れた姉が2人いる。 2人とも地元の高校を卒業して就職した。 一番上の姉はどう思っていたのか分からないが、二番目の姉は大学に進学したいと思っていた。しかし家の事情でそれは叶わなかった。家の事情というのは、つまり私のことだ。 私は3人姉…

母の手料理

私は母の手料理を食べた記憶があまりない。 私の家はいわゆる兼業農家で、父も母も農業のほかに仕事に行っていた。二人とも土木建築現場のハードな仕事だった。 家事全般は祖母がやっていた。もちろん料理もそうだ。私は祖母の料理を食べて育った。 祖母が高…

さよなら、孔雀

仕事から帰ってネットを見たら、いきなり『孔雀王』の荻野真さんの訃報にぶつかった。 www.oricon.co.jp 『孔雀王』は、裏高野の「退魔師」孔雀が、密教で得た力を使って妖魔を倒し、仲間と共に世界を救う物語だ。(大雑把!) 『ヤングジャンプ』に連載され…

本の街

先日、ネット書店をうろうろしていたらこんな本を見つけた。 アレックス•ジョンソン『世界のかわいい本の街』(井上舞訳、エクスナレッジ、2018) 「かわいい」というのは違うと思うが(なぜこの言葉を選択したのか、理解に苦しむ)素敵な本だと思う。 始ま…

春の仕事

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」 この10連休は、半分は仕事で、休日も飛び石的だったので、特に何もしていない。 いや、仮に10日フルに休めたとしても、たぶん何もしなかっただろう。 最近では特別なことをするとすぐに疲れてしまう。だからもう「普…