何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

春の仕事

 

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

 

この10連休は、半分は仕事で、休日も飛び石的だったので、特に何もしていない。

いや、仮に10日フルに休めたとしても、たぶん何もしなかっただろう。

最近では特別なことをするとすぐに疲れてしまう。だからもう「普通」でいい。本を読んだり、こうやってブログを書いたり、昼寝をしたり。

 

やったことで少しだけ普段と違うことといえば、裏の竹藪でタケノコを掘ったぐらいか。

 

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「なんだ、春らしい、楽しそうなこともしてるじゃないか」と思われるかもしれないが、そうではない。これはやっとかないとえらい事になるのだ。

 

竹の成長は異様に早く、また力強い。タケノコをそのままにしておくとあっという間に立派な竹になってしまう。放っておくと竹が超密生してしまうのだ。

竹藪には竹が何本も生えているように見えるが、実はあれは地下で繋がっている。しかもその地下茎はどんどん伸びる。ウチは家屋と竹藪が離れているからいいが、なかにはいつの間にか地下茎が家の床下まで伸びてきて、そこからタケノコが成長して床を突き破ったという例もあるらしい。

下手をすれば、『ナウシカ』の腐海みたいにどんどん広がっていきかねない。

そこでタケノコのうちに適当に間引いておかなければならないのだ。(去年はサボってしまったのでえらい事になっている)

 

そういうわけで、めんどくさいけれど重い腰を上げた。

竹藪に入ってみると、数日前に下見をした時よりも数が増えている。そういえば一昨日雨が降ったんだった。さすがは「雨後のタケノコ」などと妙なところに感心する。

何本かタケノコを掘った。掘ったというか、私の場合、数十㎝ぐらいのタケノコなら蹴り倒す。(イメージ的にはこんな感じ)

 

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やはりもう少し早くやるべきだった。けっこう成長しているものが多い。

掘ったものはその場に放置してほとんど捨ててしまうけれど、ちょっとだけ食べたりもする。

 

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これはタケノコとこんにゃくと鶏肉の煮もの。煮ものは一度作ると3、4日は続けて食べる。見栄えはしないが味はそこそこ。

先端の柔らかい部分は、みじん切りにしてタケノコ御飯にしようと思う。薄くスライスしてみそ汁の具にするのもいいか。

 

それにしてもこのブログ、どんどん節操がなくなっていくな……。