何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

コンビニコミック

先日、コンビニで漫画のラックを見てちょっと驚いた。 『ワンピース』のコンビニ版(廉価のペーパーバック)が出ていたのだ。 もちろん『ワンピース』は現在も連載中の人気漫画である。普通のコミックス(単行本)もまだ生きているはずだ。それなのに(初期…

森へ行きましょう

ちょっと調べたいことがあって、黒岩比佐子『古書の森 逍遥ーー明治・大正・昭和の愛しき雑書たち』(工作舎、2010)をパラパラめくっていたら、読むのをやめられなくなった。 黒岩さんは、ちょっと変わった切り口で明治や大正の人や文化を紹介するノンフィ…

なんでも煮てやろう

冷蔵庫の豆腐が消費期限間近だったので、冷凍しておいた牛肉と合わせて「肉豆腐」をつくることにする。 ベースの煮汁は例によって「めんつゆ」でつくり、やはり冷蔵庫にあった玉ねぎ(半分)とえのきを適当に切って入れ、牛肉を入れてほぐし、豆腐を入れて煮…

漢詩でララバイ

二十代の頃、ちょっと荒んだ生活をしていた時期がある。 といっても悪い事をしていたわけではなく、ほとんど無職でぶらぶらしていただけなのだが。 その頃の一日はだいたい午前10時とか11時ぐらいから始まる。とりあえず飯を食ったら、さて、今日は何をして…

ときどき何を書いていいかわからなくなる

……という状態になることがあって、実はいまがそうなのだ。 「スランプ」と言いたいところだが、スランプというのは調子がいい時があってのことなので、このブログには当てはまらないような気もする。 「何を書いていいかわからない」というのは、別の言い方…