何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

ときどき何を書いていいかわからなくなる

 

……という状態になることがあって、実はいまがそうなのだ。

「スランプ」と言いたいところだが、スランプというのは調子がいい時があってのことなので、このブログには当てはまらないような気もする。

 

「何を書いていいかわからない」というのは、別の言い方をすれば、「何を書いてもツマラナイ記事しか書けないような気がする」ということでもあり、こっちのほうが気分としては正確かもしれない。

もっとも「それじゃあいままで書いた記事はそんなにオモシロかったのか?」と問われると、「いや、まあ、そういうわけじゃ……へへへ」と曖昧に笑うしかないのだけれど。

 

いわゆるネタがないわけではない。

しかし、書き始めてしばらくすると、なんか違うような気がしてきて筆が止まってしまう。そしてそれ以上言葉を組んだり、文章を練ったりするのが億劫になる。そうやって200字ぐらいで止まっている下書きがいくつもある。

どうもよろしくない。

 

これはひょっとするとトカトントン状態に近いのではないか。

 

paperwalker.hatenablog.com

 

だとすると、ブログにとっては危険な兆候なのかもしれない。

 

書けないときにどうするか?

端的に言って二つの考え方がある。つまり「無理してまで書かない」「無理してでも書く」である。

しかしまあ、ブログを長く続けたい人はたいてい「無理してでも書く」を選択するのではないかと思う。性格にもよると思うが、「無理してまで書かない」という人はそのままフェイドアウトする可能性が高いような気がする。怠惰な私はなおのこと。

そういうわけで、こういう苦しまぎれの記事を書いているわけです。

こういう気分が一過性のものならいいんだけど……。