何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「読書週間」の標語を読む

毎年10月27日から11月9日までの2週間は「読書週間」ということになっていて、この期間に読書や本に関するイベントが多く開催される。 この「読書週間」の歴史は意外に古く、その前身にあたる「図書週間」が制定されたのは1924年(大正13年)のことだ。その後…

老いも若きも

前回、「はてなブログ」の特別お題「10の質問」に答えてみたのだが、このお題はけっこう書きやすいようで、たくさんの人が記事を寄せている。専用のページを見ると、現時点で700件以上の記事が挙がっている。 これを読んでいくのがけっこう楽しい。 blog.hat…

お答えします

「はてなブログ」10周年、おめでとうございます。 私はまだ2年半ほどのつきあいで、はてなの端っこの方にひっそりと棲息している書き手ですが、謹んで御祝い申し上げます。 さて、挨拶はそんなところにして、10周年記念で特別なお題が出ているので私も参加し…

ソビエト横断ウルトラクイズ

前回の記事で、70年代の後半から90年代の初めにかけて開催・放送された『アメリカ横断ウルトラクイズ』が好きだった、という話をした。 paperwalker.hatenablog.com その記事を投稿した後に思い出したことがあるので、「おまけ」として書いておく。 昔、『ア…

アメリカに行きたかったころ

先日、46年続いたクイズ番組『アタック25』が終了した。 大人になってからはあまり見る機会がなかったが、10代の頃はわりとよく見ていたと思う。 昔(70年代後半から80年代)はこういう視聴者参加型のクイズ番組がけっこうあって、子どもには難しいところも…

家族のいる俳句

以前、ちょっとした調べ物をしているときに安住敦という俳人のこんな俳句を見つけた。 啓蟄や書肆二三件梯子して 「啓蟄」は春の季語で、要するに、春の日に本屋を2、3軒梯子したというそれだけの句なのだが、これがなぜか妙に印象に残った。 なんというか、…