何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

老いも若きも

 

前回、「はてなブログ」の特別お題「10の質問」に答えてみたのだが、このお題はけっこう書きやすいようで、たくさんの人が記事を寄せている。専用のページを見ると、現時点で700件以上の記事が挙がっている。

これを読んでいくのがけっこう楽しい。

 

blog.hatena.ne.jp

 

いろいろなブログがあるなあと、あらためて思う。

素朴な疑問だけれど、今「はてなブログ」にはいったいどれくらい「現役」のブログがあるのだろうか。「現役」というのはある程度定期的に更新されているという意味だ。

その中で私が読んだことがあるブログというのは、本当にごくごくわずかなものなのだろう。そう考えると、なにかとてももったいないような気がする。

 

そのお題記事で驚いたというか、軽くショックを受けた記事があった。書いているのは高校生ぐらいの女の子なのだが、ブログを始めたのがなんと「小6」だというのだ。

小6ですよ、小学6年生。12歳ぐらいか。

いやー、なんというか、単純にすごいなと思いましたね。自分が小6の頃って何してただろうと思うと、隔世の感どころじゃない。私なんか50歳で始めるのにずいぶん勇気が必要だったのだが。いやはやなんとも……。

それとも私が知らないだけで、そんなに驚くようなことではないのだろうか。

ちなみにそのブログの最初の記事、つまり小6の時に書いた文章を読んでみたのだが、初々しくもしっかりした文章だった。なんかため息が出る。

 

そうかと思うと、70歳を機にブログを始めたという人もいる。これもすごいと思う。

自分が70歳になった時にそんな好奇心や気力があるかどうか、ちょっと自信がない。(まあ、それ以前に70歳まで生きるかどうかも……)

 

いろいろな人が好き勝手に書いて、いろいろな人が好き勝手に読む。それだけでいい。

あるいはそれは壮大な無駄なのかもしれないが、私はそれを豊かさだと思いたい。

ブログはおもしろい。