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何を読んでも何かを思いだす

あてのない読書、あてにならない感想、その他。

タケノコホリデー

家の敷地の中に小さな竹藪があって、春になるとタケノコが出てくる。 なので先月(4月)の中旬にタケノコ掘りをした。 こう書くとなんだか田舎暮らしを楽しんでいるように見えるかもしれないが、そうではない。これは人間と竹の生存領域を賭けた戦いなのであ…

私に気づいて(草の名前・その5)

毎年書いているような気もするが、庭の雑草がえらいことになっている。 そろそろなんとかしなければならないのだが、これっぽっちもやる気が出ない。 それにしてもまあ、毎年毎年よく生えてくるものだ。こうして好き放題に伸びる雑草を見ると、地球上で一番…

君はどこにでも行ける

いま、毎週楽しみにしているアニメがある。 『スーパーカブ』 この春に始まった作品なのだが、このアニメ、はっきり言ってとても地味なのだ。 物語の舞台は山梨県北杜市。父親はすでに亡く、母親に失踪された小熊(こぐま)は、アパートで一人暮らしをしなが…

門前の小僧

「門前の小僧習わぬ経を読む」という言葉がある。 お寺の近くに住んでいる子どもは、(いつもお経が聞こえてくるので)習ってもいないのにお経を暗誦できるようになるということから、環境が人に与える影響の大きさを語った言葉だ。 別に悪い意味で使われる…

路地裏の古本屋のように、それから

「はてなブログ」の管理画面に「こよみモード」というのがあって、その月のカレンダーに投稿した日が表示されるのだが、そのカレンダーの下(もしくは右側)に「✖️月のあゆみ」と題して、過去のその月に投稿した記事の冒頭部分が表示されるようになっている…

立って半畳寝て一畳

学生の頃は6畳+4畳半(台所)のアパートに暮らしていた。 しかし整理整頓能力が皆無の私はその二間をきっちり管理できず、6畳の方は布団を敷くスペースを除いては本と物で溢れ(その布団も最終的には「万年床」になったのだが)、4畳半の台所は不要になっ…

積んで花実が咲くものか

少し前にこんなことを書いた。 paperwalker.hatenablog.com これはどういうことかというと、 まず昭和に刊行された「日本文学全集」を一組買って、第1巻から順に読んでいき全巻読破しようという壮大な計画である。 しかしその前提である中古の「日本文学全集…

文章の墓場

「はてな」の今週のお題が「下書き供養」というもので、これはつまり、いままで「下書き」として放置していた文章を公開してみようという企画だ。 そこで私も、どのくらい下書きの文章が溜まっているのかと管理画面で調べたところ、20個ぐらいの記事が書きか…

少し活動的な休日の短歌

最近、少し活動的になっている、ような気がする。 単純に暖かくなってきたからというのもあるが、ひょっとしたら薬で血圧が下がってきている(それでも基準よりは高い)ことと関係があるのかもしれない。 もっとも、活動的になったといっても、遠くの本屋に…

絵葉書を読む(その6) 晩春の別離

『絵葉書を読む』第6回。今回は……とにかく画像を見ていただきたい。 見ての通り、絵の面にびっしりと文字が書き込まれている。この文字は表の通信欄から続いているのだが、いったい何が書かれているのか? 実はこれ、島崎藤村の「晩春の別離」という詩を書き…

スローなブログにしてくれ

ブログを始めて2年経ったが、いまだにブログの方向性が定まっていない。 試行錯誤を繰り返している、と言えば多少は聞こえがいいが、フラフラして腰が落ち着かない感じがする。 そんなふうだから(2年続けた割には)あまり読まれていないのかと、なけなしの…

日本文学全集読破計画

もう何年も前からやろうと思いつつ、実行できなかったことがあって、それが「日本文学全集読破計画」だ。 計画の内容はとても簡単で、まず昭和に刊行された「日本文学全集」を一揃い古本で買って、それを第1巻から順に読んで全巻読破するというもの。 若い頃…

小よく大を制す

前回、春の陽気に誘われて(?)本屋と古本屋に行ってきたという話をしたのだが、その夜、別の事で「啓蟄」という言葉を検索していたら、こんな俳句に行きあたった。 啓蟄や書肆ニ三軒梯子して(安住敦) 「啓蟄」は二十四節気の一つで、暖かくなって冬籠り…

散財に耐えられない(財布の)軽さ

今週は仕事のシフトの都合で、金・土・日の3連休になった。 いつもならずっと家にこもってアニメばっかり見るところだが、いまはなぜか気持ちがちょっとだけアクティブになっているので、久しぶりに隣の市にある大型書店とブックオフに行くことにした。 で、…

先輩・後輩

いままで読んだことがないブログにふらっと入ったとき、記事を読んだあとに必ず確認するのがそのブログの「月別アーカイブ」だ。「はてなブログ」ならサイドバーか、記事の下に表示されている。(カレンダー表示の場合もあるけど) これを見ると、その人がブ…

絵葉書を読む(その5) 明治天皇御大喪

『絵葉書を読む』第5回。今回の絵葉書はこちら。 『明治天皇御大喪御霊轜馬場先通御』 「霊轜」(れいじ)は霊柩を乗せた車のこと(轜車)。絵の右上に見える車がそうなのだろう。明治天皇の葬列を描いた葉書である。 明治45年7月30日、時の天皇が崩御して「…

無為な休日の短歌

今日は休日、なのだが、必要最低限の外出(金融機関、スーパー)しかせずにほとんど家にこもっている。 こう書くと「まあ、コロナ禍だからしかたがない」と思われるかもしれないが、そうではない。実は2年ぐらい前からこんな休日が増えているのだ。 必要最低…

病院は待ち時間が9割

前回の記事でも書いた通り、会社の健康診断で高血圧と診断された。まあ、診断されたというか、数値を見れば一目瞭然だったのだが。 その後、会社の総務の女性から 「病院に行ってくださいね。じゃないと(会社の規則で)仕事ができなくなるかもしれませんよ…

基本のキ

先日、職場の健康診断があって「警告」を受けた。病院に行けという指示だ。 問題は高血圧。けっこう危険な数値だった。 もともと高めの数値だったのだが、ここ2、3年で40ポイントぐらい上昇している。 これといった原因は思いつかないが、たぶん小さな事の積…

やねのねこ

ある時、家の座敷の方で突然ガタガタッという音が聞こえた。 地震か⁉︎ と思って身構えたが、揺れてはいない。風も吹いていない。 実家は私が小学生の時に改築したので、もう40年以上になる古い木造建築だ。あちこちガタがきているのだろう、ということでその…

三寒四温

朝起きると、といっても10時ごろだったが、雪が積もっていた。 3、4日ほど前は、ちょっと動くと汗ばむぐらいの陽気で、このまま春になりそうだなと思っていたのに、いまさら雪だと言われても……。 こういう寒暖差はつらい。 起きた時からずっと軽い頭痛がして…

本に挟み込む

前回、吉田絃二郎『わが旅の記』(第一書房、1938)という古本を買ったらおもしろい書き込みがあった、という話をした。 書き込みは本来なら歓迎すべきものではないが、内容によってはちょっと得をした気分になる。本に「おまけ」がついてきたような感じだ。…

本に書き込む

久しぶりに「ヤフオク」で古い本を買った。 吉田絃二郎『わが旅の記』(第一書房、1938)。昭和13年の本だ。 (画像はパラフィン付きの状態) 著者の吉田絃二郎は、戦前にはよく読まれていた作家だが、戦後はあまり読まれず、現在では(失礼ながら)忘れられ…

絵葉書を読む(その4) えずこ

『絵葉書を読む』第4回。今回の絵葉書はこちら。 『東北風土記 東北娘独特の風俗「エヅコ」』 写真の部分を拡大したのがこちら。 この赤ん坊がすっぽり入っている籠のようなものが「えずこ」(えづこ)である。 赤ん坊を寒さから守るためのもので、稲わらを…

ホームズコレクター

また北原尚彦さんのホームズ本を読んでいる。 北原尚彦『シャーロック・ホームズ秘宝館』(青弓社、1999) ただし、前回の『初歩からのシャーロック・ホームズ』がホームズ紹介の「王道」だとすれば、この本は、なんというか、ほとんど人が通らない「裏道」…

干し柿

月に一度、全国のおいしいものが届くという頒布会のようなものに入会している。 これは自分で希望して入会したわけではなく、まあ、浮世の義理というか、ちょっとした付き合いみたいなものなので、そんなにうれしいものでもない。 そもそも遠方から取り寄せ…

ホームズ再入門

以前、イギリスのグラナダテレビで制作されたドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』が好きだという記事を書いた。 paperwalker.hatenablog.com そのあと本屋をうろうろしていたら、最近刊行されたこんな本を見つけた。 北原尚彦『初歩からのシャーロック・…

絵葉書を読む(その3) 修学旅行

『絵葉書を読む』第3回。今回の絵葉書はこちら。 『(福博名勝)大濠公園』 福岡市にある大濠公園を描いた、多色刷りの美しい絵葉書だ。 かつて福岡城の外濠だったこの土地は、昭和2年(1927)の東亜勧業博覧会を機に整備され、昭和4年(1929)に大濠公園と…

雪の日

雪が積もった。 私が住んでいる九州北部では、例年は雪が積もってもうっすら「雪化粧」という程度なのだが、今年は異常で、厚化粧もはなはだしい。 7日ぐらいから降り始め、8日の朝には辺り一面真っ白になってしまった。 その日はたまたま昼からの出勤だった…

ショップ永田町

前回、帝国議会議事堂(現在の国会議事堂)を描いた絵葉書を紹介したのだが、そのときふと思った。 「いまでも国会議事堂を描いた絵葉書なんて売ってるんだろうか?」 さっそくネットで検索すると、こんなサイトに流れ着いた。 衆議院グッズを扱う通販サイト…