何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

正直者は風邪をひく

一昨日、早朝の仕事の後でかかりつけの病院に行った。いつもの血圧の薬を出してもらうためだ。 予約の時間よりだいぶ早かったけど、うまくいけば時間を繰り上げて診察してもらえる。今回は血液検査もなく診察だけなのですぐに終わるはずだった。 病院の入り…

「わたしはわがままだからお勤めには向かないわ。」

一昨日、昨日、今日と3連休だった。 私の仕事は何人かの同僚とローテーションが組まれているタイプのもので、休日も一般のカレンダー通りではなく普通に平日が休みになったりするのだが、連休というのはそんなに多くない。 しかし今は比較的に仕事が暇な時期…

冬将軍に申し上げる

休日の朝、8時ごろに目を覚ましてトイレに行く。 窓から外を見ると、昨日(木曜日)積もった雪は一日で消え、今日はまた少し寒さが緩んでいるようだ。 そのまま朝食を食べればいいのに、なんとなくまた寝床に戻ってうつらうつらしてしまう。 昨日と一昨日は…

経年劣化

「ヤフオク」でブックカバーを買った。 単行本用の布製のやつで、出品者の手作りである。そういうのを年に一枚ずつぐらい買っている。 以前は書店でもらう紙製のブックカバーを使っていたのだが、最近はネットで新刊を買うことが多くなったのでなかなかもら…

ブログはタイムカプセル

「はてな」の今週のお題が「自分に贈りたいもの」ということなのだけど、このブログを長く読んでくれている人なら「あんたのことだから、どうせまた本なんだろ?」と思うかもしれない。 ああ、その通りだ。 実際に本以外にあまり欲しいものが思いつかない。…

買い物は毎日したい派

仕事帰りに毎日のように通っているスーパーがある。 その入り口近くに3台の自動販売機があって、冬になるとそのうちの2台に缶のおしるこが入る。私はこれが好きで、来るたびに、ということは毎日のように買って飲んでいる。ささやかな冬の楽しみだ。 ところ…

「ただ知りたいだけだ」

前回、岡崎武志、古本屋ツアー・イン・ジャパン編『野呂邦暢 古本屋写真集』(ちくま文庫、2021 )という本について書いた。 paperwalker.hatenablog.com この本の元版は2015年に盛林堂書房から刊行されたもので、このちくま文庫版はそれを増補再編集してい…