何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『鵼の碑』雑感

ようやく京極夏彦の『鵼の碑』(2023、講談社)を読み終えた。 なんだかんだで一ヶ月近く読んでいたような気がする。読んでる間にすっかり寒くなってしまった。 以下、簡単にメモ的感想を書いておく。(気をつけてはいるけれど、うっかりネタバレの可能性が…

納豆の食べ方

はてなブログの「みんなのお題」を見ていたら、「美味しい納豆ご飯の食べ方は?」というお題があったので、私の定番の食べ方を紹介したい。 それは「ごま納豆」である。(である、というほどたいそうなものではないが) 市販の納豆に刻んだネギを入れ、付い…

寝食忘れるべからず

ここ数日ずっと京極夏彦の『鵼の碑』(講談社、2023)を読んでいるのだが、まだやっと半分ぐらいで、ぜんぜん読み終わらない。 いつものように煉瓦みたいに分厚い本(二段組800頁余)だし、それでなくても私は超遅読なので、もどかしいような、でも嬉しいよ…

彼岸花幻想

いまの季節に田んぼ道をバイクで走っていると、道沿いに色鮮やかな彼岸花を見ることができる。 周りにある色が稲の黄や黄緑、雑草の緑ばかりだから、その花の赤い色がことさら目立つ。 色ばかりではなく、その姿形も独特だ。葉もつけずにすうっと伸びた細い…