何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

精神のサプリ

ときどき無性に古くて安い本が買いたくなる。まあ、古本病の発作のようなものだ。 この場合の「古い」というのはだいたい戦前ぐらいで、「安い」というのはおおむね500円以下(できれば送料込みで)だ。そういう時はもっぱらヤフオクをを漁ることになるのだ…

開かない花(続・草の名前)

あいかわらず私の家の周りは雑草だらけだ。 このあいだ久しぶりに姉が家に来たのだが、そのことでこっぴどく怒られた。この歳になってあんなに人から怒られるとは……。(「どうせ冬になったら枯れるから」と言ったのがマズかったのだろうか) まあ、確かに一…

ゲームの規則

2、3日前、「はてな」からこんなメールが届いた。 そうか、ブログを始めてもう半年か。いや、気づいてはいたのだが、特にどうということもなくスルーしようと思っていた。しかしこういうメールをもらうと、やっぱり節目のような気がしてくる。 ほかのブログ…

気分はもう老後

若い頃から「仙人になりたい」などと言うくらいだから隠遁願望が強い。 今はやむを得ず黄塵にまみれているが、老後は(経済的事情が許せば)あまり人と交わらず、世の中と交わらず、静かにひっそりと生きたい。 老後のスタイルはそれでいいとして(本当に?…

虫のいろいろ

このまえカメムシのことを調べていて、おもしろそうな本を見つけた。 有吉立『きらいになれない害虫図鑑』(幻冬社、2018) 画像は図書館本 著者の有吉立(りつ)さんは兵庫県赤穂市にあるアース製薬の社員で、主に研究に使う害虫の飼育をしている。 そこで…

夏の終わりと紅天女

今年の夏も特に何をするでもなく終わってしまった。普通に仕事に行って、普通にくたびれていただけだ。 それでもあえて「出来事」を探すと……『ガラスの仮面』を読んだことぐらいか。 paperwalker.hatenablog.com これは3日間限定で電書版が24巻まで無料で読…

にもかかわらず

この3、4日、ちょっと体調が悪かった。 なんとなく熱っぽく、霞がかかったように頭がボーッとする。かろうじて仕事はこなしたものの、家にいる時はたいてい横になっていた。 今朝目が覚めると、まだ本調子とはいえないが、だいぶ頭がスッキリしている。よう…