何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

ゲームの規則

 

2、3日前、「はてな」からこんなメールが届いた。

 

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そうか、ブログを始めてもう半年か。いや、気づいてはいたのだが、特にどうということもなくスルーしようと思っていた。しかしこういうメールをもらうと、やっぱり節目のような気がしてくる。

ほかのブログでこういうサービスがあるのかどうかは知らないが、私は単純な人間なので、単純に嬉しい。

ありがとう「はてな」。これからもよろしく。

 

半年経ってもあいかわらずアクセス数の少ない零細ブログに変わりはない。

ひところはもっとアクセス数を増やしたくて、少し無理をしてでも更新頻度を上げようかと思ったこともあったが、結局できなかった。でも今はそれで良かったと思っている。無理をすれば必ずどこかでその反動がくる。そうすればブログ自体が嫌になってやめていたかもしれない。

最近はアクセス数もあまり気にしなくなった。いや、気にはしているけれど、前みたいに闇雲にアクセスを増やしたいとは思わなくなった。

今はひと月にだいたいこれくらいという数字を目標にして、それを達成すれば良し、という感じだ。

いや、抽象的なことを書いても説得力がないから具体的に書こう。

いま私は月に300ぐらいアクセスがあればいいと思っている。

ひと月に8、9本の記事を書いているので、1本あたりにすると30~40ということになる。(もちろん過去記事も多少は読まれているはずなので、あくまでも単純計算だ)

目標が低すぎる、あるいは、目標にさえならない数字だと思うかもしれないが、今の私はこれで満足している。これが私の「ゲームの規則」だ。

ついでに言えば、低くてもわざわざ数値目標を設定するのは記事の量と質を維持するためだ。ブログを始めたぐらいだから「書きたい」という欲求はあるのだが、それ以上に「怠けたい」という欲求が強いので……。

 

最近、ブログというのはトランプのようなものだと思うようになった。

ある人たちは、カジノでお金をかけて「ポーカー」や「ブラックジャック」の真剣勝負をしている。私はそれを横目に見ながら、友達とのんきに「七並べ」や「ババ抜き」に興じている。

同じトランプを使っていても、やっているゲームやその気持ちはだいぶ違う。いろんなゲームがあるのだ。

ゲームだけに限らない。手品をやってもいいし、占いでもいい。黙々とトランプタワーに挑戦するのもアリだ。なんなら自分で新しい遊び方を研究してみるのもいいだろう。

トランプを使って何をするか、どう遊ぶかは自分で決めていい。

ブログもそんなものじゃないか?  そういう気がする。

零細ブログのくせに知ったふうなことを書いてしまった。(ちょっと恥ずかしい)

 

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最後になってしまったけれど、いつも読んでくれるみなさんへ。

さびれた古本屋のような冴えないブログですが、いつも来てくれて本当にありがとうございます。とりとめのないことばかり書いていますが、一つでも二つでも気に入った記事を見つけてくれれば嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。

それから、いつも読ませてもらっているみなさんへ。

おもしろい記事を読むと、自分も負けずに(?)いい記事を書かなければ、という気になります。

これからもよろしくお願いします。