何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「いま」を生きる

ここ10日ばかり、いつも利用している動画配信サービスで集中的にアニメ『けいおん!』を見ていた。 『けいおん!』は、女子校の廃部寸前の軽音楽部に入ってバンドを組んだ唯、律、澪、紬の4人(のちに後輩の梓が入部して5人になる)の日常をゆるめに描いた物語…

500円玉

ジュースを買おうと思って、自動販売機に500円玉を投入した。すると、釣り銭受けにそのままカコンと落ちてきた。まあ、ときどきあることだ。 気を取りなおしてもう一度投入。またカコン。 もう一度。カコン。 落ちてきた500円玉をよく見ると、500円玉は500円…

自分の「おいしい」を探して

稲垣えみ子『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』(マガジンハウス、2017)を読んだ。 帯には「準備は10分」とか「1食200円」などと書かれているので、時短料理や節約料理を紹介する本かと思ったら、それだけではなく、これは一つの「生き方」に…

夢の中の短歌

明け方、こんな夢を見た。 体育館のようなところにいる。 その真ん中に折りたたみの長机が2つ置いてあり、人が5人ずつ向かい合って座っている。私は一番端にいる。 何かのイベントみたいだが、観客・聴衆はいない。 とうとつに司会のような人が現れて、説明…

ブログのタイトル

いまさら言うのもなんだけど、このブログのタイトル『何を読んでも何かを思いだす』は、ヘミングウェイの短篇小説「何を見ても何かを思いだす」から借りている。 実際にブログを始める前から、「もしブログをやるなら、こういうタイトルにしたいなあ」と考え…

台風一過

どうにか台風をやり過ごした。 今回の10号は接近前からその大きさ・強さが尋常ではないと言われていたので、基本のんきな私もちょっと心配だった。 と言いながら、これといった準備もしていない。せいぜい数年ぶりに雨戸を閉めたぐらいのものだ。 どうも私は…