何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

ブログのタイトル

 

いまさら言うのもなんだけど、このブログのタイトル『何を読んでも何かを思いだす』は、ヘミングウェイの短篇小説「何を見ても何かを思いだす」から借りている。

実際にブログを始める前から、「もしブログをやるなら、こういうタイトルにしたいなあ」と考えていた候補がいくつかあって、その中のひとつがこれだった。(でも小説自体は未読)

けっこう気に入っているので、変えようと思っているわけではないのだが、もし変えるならどんなふうにしようかとはしょっちゅう考える。要するに、タイトルを考えるのが好きなのだ。

そうしているうちに良さそうなのを思いついて、衝動的にそっちに変えてみようかと思ったりもするが、ひとつのタイトルで長く続けていくのも渋いかなと思い直す。

まあ、他人から見ればどうでもいいことだろうが。

 

他人のブログのタイトルを見るのも好きだ。

はてなのグループで新着記事の一覧があるけれど、ブログのタイトルだけ眺めていても楽しい。

わかりやすさ第一のストレートなものもあれば、ひねりが効いてて上手いなあと思うものもある。なかには、ひねり過ぎて腰でも傷めたのかと思うような不思議なものもあるが、そういう変な(失礼)タイトルのブログは、記事もやっぱり個性的なものが多い。

タイトルはブログの看板なので、それを見ればそのブログの考え方がわかる……ような気もするが、実際には、どういう理由でそういうタイトルにしたのだろう? と思うこともよくある。大きなお世話なのだが。

 

あ、ひとつだけ今のブログのタイトルで不都合なことがあった。

「何を読んでも」というほど読んでいない。

最初はガチガチ硬派な読書ブログのつもりで始めたのだが、いつのまにかご覧の通りのユルユル雑記ブログに。

看板に偽りあり、と言われないように、もうちょっとがんばろう。

 

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