何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スローなブログにしてくれ

ブログを始めて2年経ったが、いまだにブログの方向性が定まっていない。 試行錯誤を繰り返している、と言えば多少は聞こえがいいが、フラフラして腰が落ち着かない感じがする。 そんなふうだから(2年続けた割には)あまり読まれていないのかと、なけなしの…

日本文学全集読破計画

もう何年も前からやろうと思いつつ、実行できなかったことがあって、それが「日本文学全集読破計画」だ。 計画の内容はとても簡単で、まず昭和に刊行された「日本文学全集」を一揃い古本で買って、それを第1巻から順に読んで全巻読破するというもの。 若い頃…

小よく大を制す

前回、春の陽気に誘われて(?)本屋と古本屋に行ってきたという話をしたのだが、その夜、別の事で「啓蟄」という言葉を検索していたら、こんな俳句に行きあたった。 啓蟄や書肆ニ三軒梯子して(安住敦) 「啓蟄」は二十四節気の一つで、暖かくなって冬籠り…

散財に耐えられない(財布の)軽さ

今週は仕事のシフトの都合で、金・土・日の3連休になった。 いつもならずっと家にこもってアニメばっかり見るところだが、いまはなぜか気持ちがちょっとだけアクティブになっているので、久しぶりに隣の市にある大型書店とブックオフに行くことにした。 で、…

先輩・後輩

いままで読んだことがないブログにふらっと入ったとき、記事を読んだあとに必ず確認するのがそのブログの「月別アーカイブ」だ。「はてなブログ」ならサイドバーか、記事の下に表示されている。(カレンダー表示の場合もあるけど) これを見ると、その人がブ…

絵葉書を読む(その5) 明治天皇御大喪

『絵葉書を読む』第5回。今回の絵葉書はこちら。 『明治天皇御大喪御霊轜馬場先通御』 「霊轜」(れいじ)は霊柩を乗せた車のこと(轜車)。絵の右上に見える車がそうなのだろう。明治天皇の葬列を描いた葉書である。 明治45年7月30日、時の天皇が崩御して「…

無為な休日の短歌

今日は休日、なのだが、必要最低限の外出(金融機関、スーパー)しかせずにほとんど家にこもっている。 こう書くと「まあ、コロナ禍だからしかたがない」と思われるかもしれないが、そうではない。実は2年ぐらい前からこんな休日が増えているのだ。 必要最低…

病院は待ち時間が9割

前回の記事でも書いた通り、会社の健康診断で高血圧と診断された。まあ、診断されたというか、数値を見れば一目瞭然だったのだが。 その後、会社の総務の女性から 「病院に行ってくださいね。じゃないと(会社の規則で)仕事ができなくなるかもしれませんよ…