何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

散財に耐えられない(財布の)軽さ

 

今週は仕事のシフトの都合で、金・土・日の3連休になった。

いつもならずっと家にこもってアニメばっかり見るところだが、いまはなぜか気持ちがちょっとだけアクティブになっているので、久しぶりに隣の市にある大型書店とブックオフに行くことにした。

で、昨日の金曜日に行ってきた。

 

午前中から出かけるつもりが、ぐずぐずしているうちに昼過ぎに。

天気がいい。前日まではバイクに乗る時にまだ薄手のダウンを着ていたのだが、この日はスウェットにウィンドブレーカーで外に出る。風が暖かくて気持ちいい。

1時間ほどで最初の目的地のブックオフA店へ。この店は半年ぶりぐらいか。

均一棚を中心に1時間ぐらいうろうろし、単行本2冊と文庫本3冊を購入。内容はまあまあ。

もう少し均一じゃない棚を丁寧に見たかったが、まだ後があるので店を出る。

 

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次に市の中心部にある駅に向かう。

なぜ駅になんか来たかというと、ここで別の市にある古本屋が出張して「一人古本市」をやっているからだ。

何年か前から、ほとんど毎月、5日間ほどこの駅の構内に場所を借りて臨時の店(といってもワゴン5つぐらいだが)を出して古本を売っている。私も以前2度ほど来たことがあった。

昨年は新型コロナのためにほとんどできなかったようだが、また復活したとTwitterに書いてあったので、暖かくなったら行ってみようと思っていたのだ。

駅の入り口付近にワゴンが並んでいて、通りがかった人がときどき本を見ていく。平日の中途半端な時間なので、あまり人は多くない。

古本関係の本を読んでいると、昔(昭和30年代ぐらいまで?)は露店で古本を売っている人たちがいたという話がよく出てくるが、こんな感じだったのかもしれないと思う。

あまり時間をかけずに、安い本を2冊だけ買う。

ライダースジャケットを着た若い女性が店番をしていたのだが、それがよく似合っていて格好良かった。

 

続いて大型の新刊書店へ。

今日の目的だった本の雑誌4月号を確保して、もう一つの目的の文庫本を探したのだが、見つからなかった。まだ現役だと思っていたのだが、品切れだろうか。仕方ない、家の中を探してみるか。

それから漫画の棚に行き、買いそびれていた小川悦司中華一番!極』講談社)の8巻と9巻を買う。この漫画は20年前の『真・中華一番!』の続編で、物語としては前作と同じような展開なのだが、つい読んでしまう。

ほかにも買いたい漫画があったが、今回は自重。少々財布の中身が心許なくなってきた。今月あと10日もあるし。

 

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と言いながらもう一か所だけ、ブックオフB店へ。

ここは3ヶ月ぶりぐらいだが、ざっと見た感じ、前回とあまり変わりばえがしないような気がする。

これといったものもないので手ぶらで帰ろうとしたところ、岩波文庫『橘曙覧全歌集』を見つける。橘曙覧(たちばなのあけみ)は幕末の国学者にして歌人。最近ちょっと気になっていたのだ。

気を良くして、ほかに均一の文庫も2冊買う。 

店を出たときにはもう暗くなっていた。往きと違って帰りは風が冷たい。まだ春も早い。

 

帰宅したときにはすっかりくたびれていたけれど、満足感のある疲れだった。

タブレットの画面を見ながら本を買うのも便利でいいが、実店舗の棚を見ないと勘が鈍くなるような気がする。

棚の本を手に取るときのあの軽い高揚感がいい。

やっぱり本屋は楽しい。