何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2021-10-03から1日間の記事一覧

家族のいる俳句

以前、ちょっとした調べ物をしているときに安住敦という俳人のこんな俳句を見つけた。 啓蟄や書肆二三件梯子して 「啓蟄」は春の季語で、要するに、春の日に本屋を2、3軒梯子したというそれだけの句なのだが、これがなぜか妙に印象に残った。 なんというか、…