何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

本とブログと男と女

 

忘れてしまいたい事や

どうしようもない  寂しさに

包まれたときに男は  本を読むのでしょう

読んで  読んで  読まれて  読んで

読んで  読みつぶれて眠るまで  読んで

やがて男は  静かに眠るのでしょう

 

忘れてしまいたい事や

どうしようもない  悲しさに

包まれたときに女は  ブログを書くのでしょう

書いて  書いて  一人  書いて

書いて  書きつかれて眠るまで  書いて

やがて女は  静かに眠るのでしょう

 

またひとつ  女の方が偉く思えてきた

またひとつ  男のずるさが見えてきた

ネタがなくて  書き通すなんてできないよ

今夜も  ページめくって眠ってしまうのさ

ネタがなくて  ブログは見せられないもの

 

読んで  読んで  読まれて  読んで

読んで  読みつぶれて眠るまで  読んで

やがて男は  静かに眠るのでしょう

 

 

☆ちなみに元歌はこちら


河島英五 酒と泪と男と女

 

 

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