何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

「いざ」というとき

 

昨年の春頃、ひょんなことから3万円分の「Amazonギフト券」というのをもらった。

まったくの「棚からぼた餅」で、降って湧いた「あぶく銭」というやつだ。

せっかくなので、普段はしないような使い方をして景気良くパーっと散財しようと思ったのだが、悲しいかな、根っからの貧乏性なのでできなかった……という記事を書いた。

 

paperwalker.hatenablog.com

 

で、その3万円分のギフト券なのだが、実は1年以上経ったいまでも「手付かず」の状態で残っている。

 

欲しいもの(私の場合はたいてい本だが)がないわけではない。というか、山ほどある。

何度も使おうと思ったのだが、そのたびに「いや、いまここで使うのはもったいない」とか、「『いざ』というときのためにとっておこう」と考えて、結局使わなかった。

どうも私にはそういうふうに考える癖がある。

お金や金券だけでなくポイントなんかもそうで、使わずに貯めておいて、期限が切れて失効したなんてこともたびたびある。

 

 「いざ」というときのために備えておくのは大事なことだが、意外と「いざ」というときはやってこない。

というか、そもそもどういう状況が「いざ」なのか、いまひとつピンとこない。

「いざ」ってなんだよ?

 

はてな今週のお題が「100万円あったら」ということなんだけど、3万円でこんな感じなのだから、あとは推して知るべし……。

 

今週のお題「100万円あったら」