何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2023年のブ活をふりかえる

 

ようやく地獄の繁忙期が終わった。

地獄というよりも、社畜という名の「畜生道」だったような気もするが、とりあえずこれで一息つける。

いやー今年はキツかった。疲れ果てた。この期間だけで体重が2キロぐらい落ちてしまった。甘い物ばっかり飲み食いしていたのに。

毎年この時期には何回か「こんな仕事辞めてやる」と思うのだけど、根が楽天的なのか、それとも単に学習能力がないのか、年が明けると「まあいいか」という気になってしまう。でも来年はどうだろう。「まあいいか」と思えるだろうか。

 

 

そんなわけでブログもすっかりご無沙汰になってしまった。

書く方はもちろんだが、読む方もなんだか億劫になっていた。

時間がまったくなかったわけではない。休みはちゃんとあったのだけど、文字を読む気になれなかったのだ。(当然本もほとんど読めなかった)

休日は10時ぐらいまで寝ていて、それから朝とも昼ともつかないご飯を食べて、午後からはずっと布団の中で YouTube を見ているような生活だった。

それを本当に楽しいと思っているのならいいのだけれど、楽しいのかつまらないのかさえはっきりしないまま、脳が痺れたようにただ惰性で動画を見ているうちに日が暮れていく。そんな日々だった。

「痴呆のような幸福だ」梶井基次郎「冬の日」)

 

さて、今年一年のブ活(ブログ活動)をふりかえってみるに、まあ低調だったと言わざるを得ない。

一番わかりやすいのが記事数で、去年の半分しかない。数書きゃいいというわけではないと思うが、それにしたってなあ。

「書きたい」という気持ちと「めんどくさい」を秤にかけると、だんだん「めんどくさい」が勝つようになってきた。気分にムラがある。ある程度規則的に更新したほうがいいと思うのだけど、なかなかうまくいかない。

5年近くやってきたけれど、結局のところ、生活にうまくブログが馴染んでいないのではないかと思う。どうしたものか。

内容も含めて、もうちょっとブログの書き方を考えたほうがいいのかもしれない。連載漫画でも低迷したらテコ入れとか路線変更とかあるし。(8割がた失敗するのだが)

 

まあ、それはそれとして……。

今年一年、このブログを読んでくれたみなさんに感謝を。どれか一つの記事でも、一つの文章でも、誰かの心にまで届いてくれればと思う。

そしておもしろい記事を読ませてくれたみなさんにも感謝を。

ありがとうございました。

 

それではみなさん良いお年を。そして来年もよろしく。