何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

少し活動的な休日の短歌

 

最近、少し活動的になっている、ような気がする。

単純に暖かくなってきたからというのもあるが、ひょっとしたら薬で血圧が下がってきている(それでも基準よりは高い)ことと関係があるのかもしれない。

もっとも、活動的になったといっても、遠くの本屋に行くぐらいのことだけど。

 

というわけで、最近移転リニューアルしたブックオフに行ってきた。

ここは年に数回ぐらい行くところなのだが、3月に行った時には移転を知らず、空っぽになった旧店舗の前で愕然としたのだった。バイクで片道1時間15分ほどかけて行ったのに。

スマホを持っていればその場で移転先を調べられたのだが、あいにくガラケーユーザーなので肩を落として家に帰り、タブレットで調べた地図をプリントし、次の機会を待ったのだ。

 

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新店舗は旧店舗からさらに10分ほどのところにあった。

大きな国道に接していて、スーパーと同じ敷地の中にある。建物は旧店舗より少し小さくなったような気がするが、スーパーから客が流れてくるのか、以前より賑わっているように見えた。(ちょうど夕方の買い物の時間だったからかもしれないが)

新規オープンではなく移転なので、品揃えが大きく変わったわけではないけれど、そこそこいい買い物ができた。もうちょっとゆっくり見たかったが、今日はあまり時間がなかったので。

6時ぐらいに店を出たが、外はまだ明るい。日が長くなった。

 

さて、ブックオフとは関係ないが、バイクに乗っている時間にときどき短歌(のようなもの)を考える、という話を以前した。

 

paperwalker.hatenablog.com

 

今回も往復の時間(約3時間)でそんなようなものを作ってみた。(ほかの日に作ったものも混じっているが)

 

 

  路上風景・春

 

色褪せた〈若葉マーク〉のアルト・ラパン

君はいつまで初心者なのか

 

ピッチリとしたウェアに身を包み

ロードバイクは全力疾走

 

誇らしく時を得たりと咲く花の

やがて散るとは思われぬほど

 

夕暮れに孫の手を引く老爺かな

わたしの指はだれにも触れない

 

家々にみな人が住みそれぞれの生活がある

なんだか不思議