何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2023-08-07から1日間の記事一覧

再読のジレンマ

去年から気が向いたときにぽつりぽつりと京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」(京極堂シリーズ)を再読している。 いま読んでいるのは第4長編の『鉄鼠の檻』(講談社、1996)である。 順番通りに読んでいるわけではないので、この作品を読み終われば長編は残すと…