何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2019-04-13から1日間の記事一覧

挑戦的なリスペクト 〜 荒山徹『徳川家康 トクチョンカガン』

この前読んだ隆慶一郎『影武者徳川家康』の後に、荒山徹『徳川家康 トクチョンカガン』(実業之日本社、2009 / 実業之日本社文庫、2012)を読んだ。 この本の「あとがき」で作者は、 敬愛する隆先生の高みに少しでも迫ろうとの意気込みで書き始めた。(p.561…