何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2019-03-24から1日間の記事一覧

歴史を読みかえる〜隆慶一郎『影武者徳川家康』

昨年の暮れから今年の正月の間、隆慶一郎の『影武者徳川家康』(新潮社、1989 /新潮文庫、1993)を読んでいた。 二十数年ぶりの再読だったのだが、これがすごくおもしろかった。充実の読書時間だった。 慶長5年、関ヶ原合戦の当日、徳川家康は西軍の手の者に…