何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

「あいうえお作詩」に挑戦してみる

 

最近「はてなブログ」で「あいうえお作詩」というものを見かける。

始まりはたぶん、ひかりさんのこの記事から。

 

arutenaira.hatenablog.com

 

 「あ」「い」「う」「え」「お」と、各文字を行の頭にして詩を作っていくというもので、まあ、詳しくは上の記事を読んでいただきたい。

2、3人の方の、この記事に触発されて書かれた詩を読んだのだが、みなさんすごいなあと感心してしまう。ただでさえ難しいと思うのに、できた詩にそれぞれの「らしさ」があるような気がする。(いや、よくわからんが) 

 

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こんなアクロバティックなことは自分にはできないなあ、と思っていたのだが、でもまあ、やってみるかという気になった。

どうせやるならもう一つ条件を加えて、ア行やカ行の各行を五七五七七の短歌風にしてみた。(なぜ自分でハードルを上げる?)そのかわり、各行に関連はない。

頭から変な煙を出しながら格闘すること2、3時間、ようやく完成。難しいけどおもしろかった。

それではいってみよう。

 

あなたから

いただいた物は

埋めました

えなりかずき

お人形とか

 

悲しみは

キリンの長い

首のせい

獣のなかに

心はあるか?

 

さようなら

死ぬまでずっと

好きだった

世界の終わりに

そっとつぶやく

 

たのむから

ちょっとだけでも

つきあって

手をつなぐだけ

友だちでいいから

 

なんだって

ニボシなんかを

盗んだの?

ネコにあげるの?

飲んでるよね? 酒。

 

馬鹿みたい

独りでいるより

二人なら

へっちゃらだって

本気で思った

 

マジうぜー

「みんないっしょ」って

ムカつくわー

めんどくせーのは

もうカンベンな

 

やさしさと

勇気をもって

夜這いする

 

来世には

輪廻転生

流転する

霊魂なれど

牢獄にあり

 

わかります?

を(ぅお)! っと驚く

ん? それで?