何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2022-06-11から1日間の記事一覧

素人・玄人

尾崎一雄(荻原魚雷編)『新編 閑な老人』(中公文庫、2022)を読んでいる。 いままで尾崎一雄を読んだことはなかったが(でも本は何冊か持っている、はず)、荻原魚雷さんが好きなので読んでみた。 すると「退職の願い」(1964)という短編にこんな文章を見…