何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2020-10-07から1日間の記事一覧

本があって、人がいて

片岡喜彦『古本屋の四季』(皓星社、2020)を読んでいる。 片岡さんは神戸市にある「古書片岡」の店主。10年前、定年退職を機に古本屋を開業した。この本はその10年間の軌跡を綴ったもので、片岡さんが同人になっている雑誌に発表してきた文章が元になってい…