何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2019-11-26から1日間の記事一覧

背負い背負われ

たはむれに母を背負ひて そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず (石川啄木) 一度だけ自分の父親をおんぶしたことがある。 父は月に一度、町の診療所に薬をもらいに行っていた。以前は自分で車を運転して行ったのだが、免許を自主返納してからはタクシーを使…