何を読んでも何かを思いだす

人生の半分はフィクションでできている。

2019-06-13から1日間の記事一覧

言葉のゆくえ

もう一編、『寺山修司詩集』(ハルキ文庫、2003)から。(以下、全文) ひとりぼっちがたまらなかったら 私が忘れた歌を 誰かが思い出して歌うだろう 私が捨てた言葉は きっと誰かが生かして使うのだ だから私は いつまでも一人ではない そう言いきかせなが…